建築会社を決めるのは大変ですよね。
僕は「注文住宅を建てるぞ」と決めてから、建築会社決定までは約1年かかりました。
住宅展示場に行くのにも、1日がかりになったり、結構大変ですよね。
今回は、僕が建築会社を決めた方法について書いていきます。
少しでも「これから建築会社を決めようとしている方」の参考になれれば幸いです。
僕が建築会社を決めた方法
今回は、決める上で優先した以下3つについて書きます。
① 高気密高断熱住宅
② デザイン
③ 営業担当者
① 高気密高断熱住宅
「夏は涼しく、冬はあたたかい家で快適に過ごしたい」
そういった理由から、僕は「高気密高断熱住宅」を建てれる会社を探しました。
高気密高断熱住宅
高い「気密性」「断熱性」を実現した住宅。
冷暖房に頼りすぎなくても、室内を快適な温度に保ちやすい住宅のことです。
- 気密性 どれだけ隙間がないか(室内外の空気の出入り量の少なさ)
- 断熱性 外の熱の伝わりにくさ(室内外の温度の出入り量の小ささ)
高気密高断熱住宅か判断する方法
方法は簡単です。
「C値」「Q値」「Ua値」の値を営業さんに聞きましょう!
- C値 「どのくらい隙間があるか」がわかる数値。数値が小さい方が気密性が高い。
- Q値 「どれくらい熱が逃げにくいか」がわかる数値。数値が小さい方が断熱性が高い。
- Ua値 「どれくらい熱量が外に逃げやすいか」がわかる数値。数値が小さい方が断熱性が高い。
「気密性」「断熱性」どのくらいですか?
数値出てます??
僕は、こんな感じで営業さんに聞いてました。
大抵、「平均○○くらいです」と、普通に教えてくれます。
非公開などで教えてくれない場合は、お家の裏に回って「室外機の数」を確認すると良いです。
(非公開の時点で気密性・断熱性を売りにしていない会社だと思いますが…)
「室外機の台数 ≒ エアコンの数」です。
エアコンの数が多いということは、「それだけエアコンが必要な性能」ということになります。
(モデルハウスは比較的エアコンを多くつけているようです。また、建物規模などによって数は変わるので、僕はあくまで参考程度として考えていました。)
高気密・高断熱の基準について
僕は、以下を基準としました。
- C値 1.0以下
- Q値 2.0以下
- Ua値 0.6以下
また、自分の家も気密測定(C値の測定)をしてもらえる会社にしました。
測定結果が出たら、ブログで報告したいと思います。
② デザイン
やっぱり、デザインが好きなところを探しました。
単純に、毎日が楽しくなりそうですし、気持ちが前向きになると思います。
それに、妻がデザイナーということもあり、ある程度こだわりたいところでした。
個人的には「新築完成見学会」に参加するのがオススメです。
「モデルハウス」はどの会社もお金をかけてあり、凝ったデザインのところが多く、参考にならないケースが多いです。
また、余裕があれば、同じ会社でも複数見た方が良いと思います。
建てた方の趣味趣向によってデザインは異なりますが、複数見ていくと、なんとなく「会社の色」が見えてくると思います。
その「会社の色」を好きになれるか!が重要だと思いました。
③ 営業担当者
営業担当者の方との相性はすごく大事だと思います。
自分の家をその担当者さんと一緒に作っていくワケですから、信頼できる人でないといけませんよね。
僕は、何社か訪問して様々な営業さんに会うことで、少しづつ自分たちに「合う」「合わない」を理解していきました。
以下、個人的な意見ですが、自分が良いと思った営業さんの特徴です。
押し売りしない方
押し売りしない方は、何事もお客目線で提案してくれる印象です。
個人的な感想ですが、住宅業界の営業さんは押し売りしてくる方が多い印象です。
しかも、結構押し強めです。
「本日中に○○に申込みいただければ、○○がサービスになります」のようなパターンも何回かありました。
押しが強い方と話をしていると「この人、家を売りたいだけだな。」と感じませんか?
(すみません。僕の心が汚れているかもしれません。)
自分の会社を愛している方
「この人、会社好きなんだろうなぁ」と感じる方は、熱量が違います。
自分の好きなものを、他人に知ってもらうのって、すごく嬉しくないですか?
自分の会社・商品を愛している人は、僕らに「知ってもらうため」に必死に提案してくれます。
建築会社を決める上でやってよかったこと
LIXIL 快適くらし体験「住まいStudio」に行く
LIXIL 快適くらし体験「住まいStudio」
住宅の断熱性能の違いによる冬の室内温度の感じ方、夏の強烈な陽射しの対処方法など、一年を通して快適な暮らしを送るために必要なことを学んでいただける「体験型ショールーム」です。
https://www.lixil.co.jp/s/sumai_studio/
「高気密高断熱住宅」の素晴らしさを体感することができます。
1度行ってみて損はないと思います!
※完全予約制です。
新築完成見学会に参加する
「ここで建てる!」と決めたら、1回は新築完成見学会に参加した方が良いと思います。
モデルハウスは、標準仕様よりもハイグレードのものを採用していたり、盛っているところがほとんどだと思います。
そのため、モデルハウスだけ見て理想を膨らませて、いざ自分の家のプラン提案を見ると、しょぼさにガッカリする結果になるかもしれません。
そういったことが起きないように、新築完成見学会に参加することをオススメします。
特に、自分たちと「同じような家族構成」や「同じような予算」のお家が見れると、建てた時のイメージをかなり具体的に想像することができると思います。
というわけで今回は以上となります。
僕の選択が正しかったかは、住んでみてから、はじめてわかることになると思います。
そのあたりの答え合わせも、ブログにてご報告したいと考えています。